この場合の志望動機の「ナゼ」はその業界、または職種から導かなければなりません。
学生ではないのでそれまでの経験から何ができてどうなりたいのかを明確にして、それを説明できるだけの「ナゼ」を用意しなければ評価が難しいのです。
転職を考えるということは現在の職場に何らかの不満があることは事実です。そんなことは採用担当者も当然分かっていることです。この、不満を前向きな不満として志望動機に導く方法がいい志望動機に繋げるひとつの手段であるといえます。
とはいえ、大抵の不平不満は待遇面のことであるのはよく理解しているのですが、そこは飲み込んでください。志望動機と、職歴の退社理由はまず問われるところです。
そして、志望動機と退社理由は通じるところがあるのでここでのミスが明暗を分けることが多いからなのです。
過去に私が驚いた発言として「上司が悪い」「経営者がダメ」とか「自分ばかりが忙しくて」など細かなものを上げれば切が無いくらいにネガティブな退社理由を実際の面接で話す方が多いのです。
上手な志望動機は、前職での不満をポジティブに表現してそこから「ナゼ」を導き志望動機とするものです。
例:営業 面接で話すとしたら
不動産営業を通じてお客様との関係を築きながら希望を実現させる楽しさを学んだのですが、売った後は自身の担当から外れ、メンテナンス部に移行して、いわば売ったら終わりという営業スタイルでした。成績は残るものの、今後の営業の糧になるような展望が霞みだしました。そんな中、顧客の定期訪問を行うことで実際の商品に対する賛否など今後の営業に生かせる生きた情報、私に置き換えれば最高の営業ツールとなると考えるようになり、私は御社の一生顧客定期訪問という営業スタイルに感銘を受け〜・・・・。というような感じでしょうか。
立派な正解狙いの志望動機を考えるべきであるとは言いません。
ただ、応募をする礼儀としてホームページや求人情報を熟読しその企業の売り、強みとしている部分を汲み取って前職からの転職理由を前向きに表現するように志望動機を組み立ててください。