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就職活動エピソード~個性を生かす

私の友人の話ですが、学生時代からいろいろな意味でインパクトのある存在でした。その友人が大手製薬会社に就職が決まったときの話です。

出身の学校も一流ともてはやされるようなものではなく、成績も可もなく不可もなくといった感じの友人です。なぜ、そんな彼が内定を取れたのか今になって分かる気がします。

面接時、彼はその製薬会社の薬を持って行き、こうアピールしたそうです。 「私は、子供のころからこの薬のお世話になっています。今度は、この薬をつくっている御社が私の世話をしてください。」 まぁ、正直言えば無茶苦茶です。ただこの一言が決め手となったことは間違いありません。

そして、彼だからできたのです。彼の醸し出す雰囲気とこの発言は非常にマッチします。万人とまではいいませんが、多くの方が同様の意見を持つことでしょう。

もう一人のケースも紹介させてください。その友人の取柄は「まじめ」です。

見方によってはつまらない要領の悪い人間です。この友人は、大手精密機器メーカーに就職しました。この友人もそれなりに名の通った学校の出身ですが、他の内定者はさらにというか、誰もが聞いたことがあるような超有名大学の出身者ばかりです。

そしてその友人は、内定をもらった企業に何かの間違えではないかと問い合わせの電話をしたのです。

考えられないのですが、実話です。このことも含めて彼の個性なのでしょう。


この2例から何か答えを導き出すつもりはありません。ただ、個性は大きな要素になっていることは間違いないでしょう。採用担当者は、相当数の応募者に触れています。その大半が、ありふれた言葉、見慣れた文章に考えるところがあるはずです。このことは、新卒採用のように多数の応募者があるような場合には尚更なのです。




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